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挑戦し続ける
姿勢の中で。
INTERVIEW
良いモノを作るための試行錯誤

いまの仕事は、検査と分析。ブレーキピストンの表面に汚れやシミなどがないかを目視検査したり、製品の性能計測や性能データ表の作成、めっき液などの化学分析を担当しています。

検査や分析はひとりで黙々と仕事をするという印象かもしれませんが、決してそうではありません。いずれの仕事も人とのコミュニケーションが重要なんです。検査を進める中で不具合の原因や、不良発生を減らすためのアイデアを作業スタッフととことん話し合って追求したり、化学分析では作業工程の中でさまざまな専門スタッフやスペシャリスト、現場スタッフと会話をする機会が豊富にあります。

検査・分析の作業そのものに純粋な楽しさを感じながら、多くの人たちとのコミュニケーション、活発な議論が生まれるのもすべては品質を改善してより良いモノを作りたいがための試行錯誤です。技術と思考をフル回転してモノづくりに取り組める環境です。コミュニケーションが以前ほど苦でなくなったのは、力石化工で性別も年齢も異なる多様な人たちと接する機会が増えたからかなと思います。

自由な環境で働くということ

前職ではとにかく時間に追われる仕事をしていました。この時間までに必ずこれをしなければならない、あれを済ませなければならないという、慌ただしくも張り詰めた毎日。“マイペース”や“自主性”とは縁遠い職場でした。

一転、力石化工は真逆。“自由”という言葉がぴったりの職場です。息苦しさや仕事に追われる忙しなさはなく、設定された納期を目標に自分のペースで仕事を進められる環境があります。自身の裁量で物事を決められる自由度の高さが心身のゆとりを育んでくれるので、結果的に仕事が丁寧に進められ、高い品質を生みます。品質には絶対妥協しないという強い想いを持ち続けながら毎日仕事に取り組める職場です。自由な社風の中、自分の頭で柔軟に考え、行動し、闊達に意見や主張を交わすことができる環境だからこそ、効率よく働けますね。新しい技術に挑戦したり、ビジネスアイデアを考える余裕も出来ます。

私はまだ化学分析の仕事を前任者から引き継いで半年程度なので、作業に時間が掛かってなかなか効率的な働き方は出来ていないかもしれませんが、検査も分析も素早く正確に取り組めたらなと思っています。

小さな部品が世界のどこかで役に立つ

表面処理加工を行っている企業は県内で39社、全国でも1,200社余りと競合が少ないニッチな領域と言えます。そのため新たな技術の挑戦や開発に取り組みやすい業界。独自の技術を持つことは企業にとって強みになりますよね。力石化工も独自の前処理工程技術や品質管理は県内屈指のクオリティだと思いますし、そのスキルはお客様のニーズに最大限応えることができます。 私たちの会社は技術も種類も、技術者も多種多様に取り揃えている『めっきのデパート』。その層の厚さが最大の強みかなと思っています。

モノづくりの魅力は、いま私の手元にある小さな部品が、出荷した先でひとつの製品の一端として使われ、世界のどこかで誰かの役に立てることだと思います。そうやって想像すると、壮大なスケールの中で仕事が出来ているんだなと思えてきます。何ごとも巡り巡っているんだなって。そんな大きな流れの中で一緒に仕事をする仲間は、自分で考えて動ける人がいいですね。仕事の指示を待つのではなく自由な社風の中で、自発的に行動した方が楽しいと思います。

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